七海(@nanamiblog)です。
SBIアセットマネジメントから、新規ファンドが設定されました。
2017年12月6日、楽天VT(楽天・全世界株式インデックス・ファンド)の対抗馬ファンドとも言える超低コストなインデックスファンドがSBI証券から発売されます。
「楽天VT」の詳細は、こちらの記事で。↓
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目次
「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」とは
楽天VTと同じく、日本を含む、全世界の株式に投資できるファンドです。
大型株だけでなく中小型も含み、分散がきいているのが特徴。
ちなみに、EXE-iは「エグゼアイ」と読むようです。(私は「イーエックスイーアイ」かと思ってました。笑)
低コストETF3本に投資する形式
楽天VTが、ETFのVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)1本に投資するのに対し、こちらのファンドは下記3本のETFに投資します。
- SCHB シュワブU.S.ブロードマーケットETF 50%
- SPDR ポートフォリオ・ワールド(除米国)ETF 40%
- SPEM ポートフォリオ・エマージングマーケッツETF 10%
ETFに詳しくないので、恥ずかしながらどれも聞いたことがない…。
各国の組み入れ比率はほとんどVTと同じなので、時価総額比率にしているんだと思います。
完全に、楽天VTの対抗馬ファンドですね。
信託報酬は楽天VTに圧勝
やはり特筆すべきは、信託報酬の低さです。
「楽天VT」が0.2396%なのに対して、「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」は約0.150%。
すごすぎる。
販売会社
今のところ、SBI証券のみのようです。
全世界の株式に信託報酬0.1%台で投資できるなんて夢のようなファンドなので、販売会社の拡大はもちろん、「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」などでも幅広く買えるようになることを期待します。
ファンド名に「つみたて」と入っているので、「つみたてNISA」をターゲットにして新規設定したのかな?
ファンドの懸念点
新規設定ファンドなので当たり前ですが、まだ運用実績がないことが懸念点です。
そのため、
- 実質コスト
- 運用の安定性(ベンチマーク乖離)
- ファンドの規模感
などは気をつけてウィッチしていく必要があります。
その点は、「楽天VT」も同じですね。
「楽天VT」と「EXE-iつみたて」どっちを選ぶ?
どちらも超低コストのETFに投資できる形式のファンドで、1本買うだけで日本を含む世界中の株式に投資できるという優れもの。
良いファンドが続々と出てくるのは嬉しいのですが、「じゃあどっちを選べばいいの?」と悩んじゃいます。
私たちは、どちらを選べばいいのでしょうか。
好きなものを選べばいい
結論から言うと、こうなっちゃいます。
どちらも新規設定されたばかりのファンドなので、安定性には欠ける。
でも、明らかにこれからのインデックス投資のスタンダードになり得るファンドです。
両方とも0.1~0.2%の信託報酬で世界中の株式に分散投資できる優良ファンドなので、どっちを買ってもいいと思います。
安定性を重視する方は、1年後の実質コストが出るまで買うのを待つのも手ですね。
馴染みがあるのは「楽天VT」
投資の有名な格言として、「遠くのものは避けよ(じぶんが知らないもの・理解できないものには投資するな)」という言葉があります。
投資に詳しくない一般消費者にとって、馴染みがあるのはやはり楽天というブランドではないでしょうか。
また、投資をかじりはじめた私にとって「VT」はよく聞く馴染みあるETFですが、「SCHB・SPDR・SPEM」というETFは聞いたことがなくて何となく不安です。
調べようにも、日本で買っている人が少ないのか情報がほとんど出てきません。
そういう意味で、私は今のところ「楽天VT」に気持ちが傾いています。
コスト重視なら「EXE-iつみたて」が◎
インデックス投資をする以上、成績はたいして変わらないんだからコストを何よりも重視するという方。
そういう方は「EXE-iつみたて」を選ぶといいでしょう。
ただ前述したように実質コストがまだ不明なので、1年は買わずに様子見するというのも賢い判断だと思います。
まとめ
信託報酬0.1%台という夢のような超低コストファンドが誕生しました。
こうなってくるとバランスファンド派の私も、0.5%以上は割高に感じちゃいます。
来年1月から「つみたてNISA」でどのファンドを買おうか、悩みは深まるばかり。
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あなたは、「つみたてNISA」で何を積み立てますか?
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